山東省の古墳からベビードラゴンのような形の土器が出土 「かわいい」と話題に

人民網日本語版 2021年04月16日13:43

山東省■沢市(■はくさかんむりに河)孫大園▼堆(▼は土へんに固)文化遺跡で発見された漢(前漢・紀元前206-8年 、後漢・25-220年)の時代の古墳群がネット上で話題になっている。同遺跡で発見された墓室の数はすでに198ヶ所に達している。うち、東周(紀元前770-紀元前256年)の時代の墓が11ヶ所、漢の時代の墓が187ヶ所となっている。また古墳群からは、ベビードラゴンような形の非常に珍しい土器が2点発見され、注目を集めている。斉魯晩報が報じた。

考古学チームの実行リーダーである孫啓鋭氏は、「この土器2点は、同遺跡の東周時代の墓2ヶ所から出土し、2000年以上前の副葬品と見られている。その形は非常に独特で、最終的にどのような名称にするかまだ決まっていない。東周時代の古墳から、この種の土器が出土するのは珍しく、私自身が目にするのも今回が初めて」と説明する。

そして、「動物の形の土器自体はそれほど価値は高くないものの、今回発見された土器は形が非常に独特で、それと全く同じ形の土器はない。製作者のオリジナル作品だろう」と分析した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月16日

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