国家統計局が発表したデータによると、今年3月の消費者物価指数(CPI)は、前月比上昇率が前月の0.6%上昇から0.5%低下となり低下に転じたが、前年同期比上昇率は前月の0.2%低下から0.4%上昇となり上昇に転じた。生産者物価指数(PPI)は前月比1.6%上昇し、上昇幅が前月より0.8ポイント拡大し、前年同期比で4.4%上昇し、こちらも上昇幅が前月より2.7ポイント拡大した。CPIもPPIも、変動幅は合理的な範囲に収まり、物価情勢は全体として安定していた。ここには一時期より打ち出されてきたマクロ調整政策の効果が反映されている上、経済運営が徐々に回復好転する情勢も反映されており、経済運営を合理的な範囲に保つために有利な条件を作り出した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月16日