国家職業分類大典の改訂作業始動会議がこのほど北京で始まり、「中華人民共和国職業分類大典(2015年版)」の改訂作業が正式にスタートしたことを発表した。人民日報海外版が伝えた。
会議では、今回の改訂作業では統一性と柔軟性の結合を堅持するとの方針が打ち出された。職業分類の原則を維持し、現行の大分類構造を基本的に変えないことを基礎として、中分類、小分類、詳細分類(職業)などを適宜調整し、時代の変化に対応しながら、現時点での社会における職業の発展や変化を全面的に、正確に、科学的に、客観的に反映することを目指すという。
人的資源・社会保障部(省)の関係部門責任者は、「第13次五カ年計画以来、中国の経済力、科学技術力、総合的国力が新たな段階へと飛躍し、新たな経済成長源が次々に登場し、労働者の職業に対する観念が変化し、職業の移り変わりが加速する勢いをみせ、2015年版の『大典』では目下の職業をめぐる状況を正確に客観的に反映できなくなっていた。このため、2015年版『大典』の改訂作業をスタートし、職業分類の動態的調整を実施することにした」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月1日