古筝にストリートダンスに水墨画!ちょっとスゴイ建設作業員たち

人民網日本語版 2021年05月28日13:56

鉄パイプの足場が並ぶ工事現場から美しい古筝の調べが聞こえてきた。その演奏者はなんと作業員の陳江山さん(22)。陳さんは、高所でもスイスイと作業をして足場を組み立てる鳶工で、普段は縦横に交錯するパイプが立ち並ぶ工事現場で働いているが、プロ顔負けの指使いで、古筝を演奏し、幻想的な調べを紡ぎ出すという別の顔ももっている。

陳さんは工事現場の仲間たちと「バンド」を結成し、そのセンターで中国の伝統楽器・古筝を演奏。他の仲間はその横でギターを演奏したり、中には鉄の缶をドラム替わりに叩いたりして、とても賑やかだ。

工事現場のストリートダンサー

特技はストリートダンスで、楽しく生活する。そんな90後(1990年代生まれ)の男性・賀元凱さんは普段、工事現場でセメントなどの建築材料を運ぶ仕事をしている。そして、仕事の合間に、ネットでストリートダンスを学び、休み時間などにそれを披露。その軽快なパフォーマンスに、仕事仲間から大きな拍手が送られている。

美しい水墨画を描き出す左官職人

ヘルメットをかぶったすっきりとした顔つきの男性が、半紙の上に大胆に筆を走らせ、水墨画を描いていた。その男性は石建国さん。浙江省温州市で5年間左官として働いており、趣味は習字や絵だ。石さんは実家から出稼ぎに出て、すでに10年以上になるものの、この趣味はずっと続けているのだという。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年5月28日

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