湖北省武漢市政府新聞弁公室が4日午後に開いた武漢市デジタル経済応用シーン第1弾記者会見で明らかになったところによると、武漢で全国最大規模の、シーンが最も豊富な、初の5Gフル接続の開放道路自動運転モデルエリアが完成した。中国新聞網が伝えた。
中国移動湖北公司の劉◆宇副社長(◆は品の口が火)によると、同社が全体的に建設を請け負う「国家スマートコネクテッドカー(武漢)実証実験運営モデルエリア」は2年間の建設を経て、すでに全国最大規模の、シーンが最も豊富な、初の5Gフル接続の開放道路自動運転モデルエリアになっている。
モデルエリアでは路車協調のスマート交通体制が構築されており、路線バス、オンライン配車、末端無人物流車、竜霊山公園景勝地のシャトルバスなどの自動運転応用を全面的にサポートし、自動運転の商業化応用シーンのさらなる模索に向けた基礎を固めた。同時に「高精度地図」と「都市3Dシミュレーション模型」を融合させ、「スマートコネクテッドカー」と「スマートシティ」を協同発展させ、積極的に「新型都市化建設」のテスト事業を推進する。
劉氏は「5Gは路車協調のデジタルの基礎を固めた。中国移動が掲げる5G自動運転ソリューションは、感知、意思決定、制御の3点から着手し、車、道路、クラウド、ネットワーク、画像という路車協調の5大要素と結び合わせて、感知を増やすことで共同の意思決定を実現し、都市道路のスマート管理水準と通行効率を高める」と説明した。
自動運転路車協調の重要な応用シーンとして、国家スマートコネクテッドカー(武漢)実証実験モデルエリアの建設が2019年に始まった。武漢市で運用開始された5G、路車協調実証実験道路の距離は累計125キロメートルにのぼっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年6月7日