2021年「5・18国際博物館の日」中国・北京メイン会場イベント開幕式で、国家文物局の関強副局長、中国移動の簡勤副社長が共に「博物館5G新生活」プロジェクトをスタートさせた。中国移動の5G技術を利用し、文化財・博物館のオンライン・オフラインのフルシーンサービス体験を統合する。中国新聞網が伝えた。
北京首都博物館の「悦空間」文化展で同日、中国移動の咪咕文化科技有限公司が提供するAR(拡張現実)探究鏡、AI(人工知能)カメラなどの先端設備に多くの来場者が集まり、5Gがもたらす新たな文化財・博物館、新たな文化クリエイティブの独特な魅力を実感した。
西周青銅文化財「伯矩鬲」の展示エリアで、ユーザーがAR探究鏡でスキャンすると、AR技術による高精度のデジタル復元画面、生き生きとした音声・動画解説により、スピーディに「伯矩鬲」の歴史を紐解くことができる。
5Gテクノロジーの駆動を受け、中華文化伝承の重要な担い手としての博物館は、時間と空間の境界を打破し続けている。オンライン・オフライン融合、現実と仮想現実の融合を実現し、一般家庭に進出している。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年5月21日