商務部「中米は経済貿易分野で正常な意思疎通を開始、問題解決に努力」

人民網日本語版 2021年06月04日14:08

中米包括経済対話の中国側代表を務める劉鶴副総理(中共中央政治局委員)はこのほど、米通商代表部(USTR)のタイ代表、イエレン財務長官とそれぞれオンラインで会談した。中国商務部(省)の高峰報道官は3日に行なわれた定例記者会見で、「中米は経済貿易分野で正常な意思疎通を始めており、双方の意思疎通のスタートは順調で、小異を残して大同につくことが共通認識となった。今後は一連の具体的な問題を実務的に解決するよう共同で努力し、中米経済貿易関係の健全で安定した発展を推進していく」と述べた。新華社が伝えた。

【記者】中国はこの2回の会談の成果をどのように評価するか。中米経済交流の新たなスタートを意味するのか。今後の予定は。

【高報道官】最近の1週間に、劉副総理はタイ代表、イエレン長官とそれぞれ会談し、2回とも50分前後に及ぶオンラインでの会談だった。2回の会談にはいくつかの特徴があった。

第1に、双方の意思疎通のスタートは順調だった。2回の会談で、双方は平等と相互尊重の態度に基づき、中米経済貿易関係、マクロ情勢、国内政策などの問題について意見を交換した。双方とも、交流は専門的、率直的、建設的なものであり、中米経済貿易分野はすでに正常な意思疎通が始まっているとの見方を示した。

第2に、小異を残して大同につくことが共通認識になった。双方とも、中米の経済・貿易関係は非常に重要であり、協力可能な具体的分野が多く存在すると考えている。双方はまた各自が関心を寄せる問題をそれぞれ提起した。中国は国内経済の発展の背景と状況を十分に考慮して、中国の具体的な関心を示した。

第3に、問題の実務的な解決から着手した。双方は、今後は中米両国と世界全体にプラスになるという視点から、共同で努力し、生産者と消費者のための具体的な問題を実務的に解決し、中米経済貿易関係の健全で安定した発展を推進するということに合意した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年6月4日

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