国家航天局によると、中国は5日午前7時28分に酒泉衛星発射センターで「長征4号丙」キャリアロケットを使い、「風雲3号E星」の打ち上げに成功した。同衛星は風雲3号03シリーズ気象衛星の1基目で、世界の民間業務気象衛星ファミリーのうち初めてトワイライト軌道を周回する衛星でもある。中国新聞網が伝えた。
風雲3号E星の設計寿命は8年で、11台のリモートセンシングペイロードを搭載。主に数値予報・応用に必要な大気の温度や湿度といった気象パラメータを取得し、気象分野の中核業務をサポートし、気象予報能力を高める▽世界の氷雪被覆、海面温度、自然災害、生態・環境をモニタリングし、気候変動対応と気象防災・減災の総合能力を高める▽太陽、宇宙環境及びその効果、電離層のデータモニタリングを展開し、宇宙気象予報とサポートサービスの需要を満たす。
同衛星は中国の数値気象予報の精度と気象予報の精度をさらに高め、中国の気象衛星業務観測体制を豊富にし、中国の宇宙インフラの現代化建設を後押しする。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年7月6日
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