雲南省を北上しているアジアゾウの群れを監視している雲南省森林消防総隊所有のドローンが7月6日、雌ゾウ2頭がケンカしている極めて珍しい様子を捉えた。動画によると、身体をぶつけ合いながらケンカしている2頭の雌ゾウが映っており、そこに1頭の雄ゾウが仲裁をするかのように割り込んでいた。この雄ゾウの「仲裁」によって、2頭はケンカを止め、3頭は落ち着きを取り戻した。専門家は、「雄ゾウのケンカはよく見られるが、雌ゾウがケンカすることは滅多にない。この2頭の雌ゾウは、群れの中での地位争いからこうしたケンカをしたのかもしれない」との見方を示した。人民網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年7月9日