記録的な集中豪雨に見舞われた河南省鄭州市の交通機関は、豪雨の影響で一時的に麻痺状態に陥っていた。しかし、冠水していたエリアの水がひくにつれて、交通機関も次第に回復し始めている。ただ現在は地下鉄が運休となっているため、多くの市民にとって、公共バスが足代わりになっている。こうした中、通行する車両の数を減らし、渋滞を緩和させるため、河南省鄭州市は、今月28日から8月28日までの1ヶ月間、市内の公共バス乗車を全て無料にすることで、市民に公共交通機関を利用するよう奨励することを決めた。
同市の公共バスは今後、安全で便利、快適かつ清潔な車内環境と親切なサービス提供に全力を注ぐという。市民は公共交通機関を利用することで、都市の渋滞緩和に貢献することができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月28日