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中国で最も標高が高い気象レーダーステーション、青海省玉樹市に設置

人民網日本語版 2021年07月29日14:51

青海省気象局が28日に明らかにしたところによると、中国で最も標高が高い気象レーダーステーションである青海玉樹次世代気象レーダーステーションが、2カ月以上の設置と調整を経て正式に試験運営の段階に入った。中国新聞網が伝えた。

玉樹次世代気象レーダーステーションは青海省三江源地区の奥地、玉樹蔵(チベット)族自治州の市街地の南西部(玉樹巴塘空港の北の山頂)にあり、市街地から約30キロメートル離れている。レーダーステーションの標高は4672.97メートルで、現在まで中国国内で設置されているうち最も標高が高い気象レーダーステーションだ。

青海省気象局の関係責任者は、「同レーダーの完成は、三江源地区の高空気象資料モニタリングの空白を効果的に補った。同地区の牧畜業の生産、生態環境の保護、気象災害の予報・警報及び航空気象サービスなどに力強いモニタリング手段を提供する」と述べた。

同責任者はまた、「設置後の試験結果を見ると、同レーダーステーションの設置・調整結果、機関室レイアウトなどは関係契約の要求に合致する。各種性能パロメーターはいずれも実験綱要における技術指標の要求に合致する」と述べた。

地球の「第3極」と呼ばれる青蔵高原(チベット高原)に位置する三江源は、長江、黄河、瀾滄江の3大河川の源流地で、中国及び東南アジア地域の重要な淡水供給地だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年7月29日

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