携程旅行網は7日、「秋の旅行及び中秋節の予測データ報告」を発表した。それによると、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)の連休を前にして、省・自治区・直轄市をまたぐツアーが秩序よく回復しており、延べ申し込み人数も安定的に増加し、6日までの予約件数は8月20日に比べて356%増加した。また、この連休には北京とユニバーサル・スタジオ・北京が一番人気のある観光目的地になるという。
まもなく訪れる中秋節連休。この今年の秋シーズン最初の旅行先として人々が考えているのはどこだろうか。データによると、6日現在の中秋節連休旅行の10大人気目的地は、北京、上海、広州、杭州、成都、三亜、深セン、重慶、珠海、武漢だった。今月20日の開業が正式に発表されたユニバーサル・スタジオ・北京によって北京旅行の人気が一段と高まり、携程プラットフォームの最近の検索件数で北京は何日間もトップの座をキープし、他の都市を大きく引き離した。データによると、6日に携程で北京の中秋節連休商品を予約した人は、延べ人数で8月20日から約8倍増加した。中秋節の北京人気は航空券やホテルの価格上昇からもうかがえる。6日現在、連休期間の北京発着便の片道料金は、前年同期の約2倍上昇の平均877元(約1万4935円)となっている。
ユニバーサル・スタジオ・北京の人気の影響で、各地の大型テーマパークが中秋節連休の人気スポットになっている。2番目に人気があるのは山と古い街並みで、澄み渡る空と気候の爽やかな秋に山登りをして紅葉を眺める、古い街並みを散策して秋の様子を楽しむといった旅行を計画する人が多い。6日現在、10大人気観光地は、ユニバーサル・スタジオ・北京、広州長隆観光リゾート、上海ディズニーランド、故宮、上海海昌海洋公園、雲台山風景名勝区、古北水鎮、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、普陀山風景区、黄山風景区となっている。
検索の人気度を見ると、ユニバーサル・スタジオ・北京は中秋節連休で最も人気がある観光地になるとみられる。開園が発表された8月30日の検索件数はそれまでの数日間に比べて300%増加し、何日間も首位をキープした。検索した人は「90後(1990年代生まれ)」と「80後(1980年代生まれ)」が中心で8割を占め、「ユニバーサル・スタジオ・北京を一目見たい」のは男性より女性が多く、6割を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年9月10日