中国の新型コロナワクチン接種者は11億人 完了は10億人以上

人民網日本語版 2021年09月20日10:50

国務院共同対策メカニズムによると、9月18日までに、全国31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から報告された新型コロナウイルスワクチンの接種回数は累計21億7404万3千回に上り、接種した人は11億84万2千人に達して、うち10億2220万7千人が接種を完了し、総人口に占める接種した人の割合は78%になった。接種回数と接種者数はいずれも世界一で、人口カバー率も世界のトップレベルだという。

2020年12月15日、中国は重点対象者に対する新型コロナワクチンの接種を開始し、21年3月下旬からは国民のあらゆる層に対する無料接種を加速的に推進した。その後、「一老一小(60歳以上と12-17歳)」の接種も緩やかに推進した……こうした一連の重要措置の狙いは、人々にワクチンの恩恵が最大限に及ぶようにすること、国民の生命の安全と身体の健康を守るために最大限の努力をすることにある。

中国疾病予防管理センターの免疫プラン首席専門家の王華慶氏は、「接種した人が増えれば増えるほど、ワクチンの保護作用が大きくなり、新型コロナウイルス感染症の流行抑制の基礎をつき固めることになる」と述べた。

関連部門はこれから感染症の予防・抑制の必要性と人々のニーズに軸足を置き、今後の接種業務を綿密に計画実施し、ワクチン接種者の人口カバー率をさらに引き上げ、国民の身体の健康を着実に守るとしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年9月20日

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