男子400メートル個人メドレーの決勝中の汪順選手。
19日夜、第14回全国運動会の水泳種目で最初の金メダルが確定した。男子400メートル個人メドレーで浙江省チームのキャプテンを務める汪順選手が4分12秒76を記録し、前回に続いてこの種目の金メダルを獲得した。山東省チームの劉宗毓選手が銀メダル、広東省チームの陶冠男選手が銅メダルを獲得した。
試合後のインタビューで、劉選手は「決勝での成績は『想定の範囲内』のこと」と話し、陶選手も「自分の成績に満足しており、ちょっと『想定外』でさえあった」と話した。汪選手はこの2人の若い選手の泳ぎを高く評価し、「これから一緒に中国水泳界のためにより多くの責任を担っていってほしい」と述べた。
先の東京五輪で、汪選手は男子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した。全国運動会でもこれまでに自身10枚目の金メダルを獲得し、全国運動会の水泳種目の男子金メダル記録にあと2枚と迫った。「記録を塗り替える自信はあるか」との質問に対し、汪選手は「できると思う。プロセスは結果よりもさらに重要だ」と答えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年9月20日