浙江省初の大型スーパーコンピューティングセンター「烏鎮の光」が運用開始

人民網日本語版 2021年09月27日09:34

「烏鎮の光」と名付けられた浙江省初の大型スーパーコンピューティングセンターが25日、正式に運用開始した。「烏鎮の光」とも呼ばれる浙江省(長江デルタ)の次世代全機能スマートスーパーコンピューティングセンターは、北京と杭州を結ぶ「京杭大運河」の桐郷市烏鎮区間の北岸、烏鎮大道の西側に位置するスマートコンピューティング産業パークの中心部にあり、その工事は2020年11月に始まっていた。人民網が伝えた。

運用を開始した「烏鎮之光」の計算能力は、世界一流の水準に肩を並べ、浙江省の大型スーパーコンピューティングセンターの分野の空白を埋めた。

浙江省初の大型スーパーコンピューティングセンターである「烏鎮の光」は、強大な計算力資源を活用し、同省の多くの分野、学科の科学的発見、先端技術のオリジナルイノベーションを積極的に下支えする。また、同センターは、国家級、省級重点実験室、科学研究機関、大学、党・政府機関などのユーザーに、計算力のサポートを提供し、中国全土の各大型スーパーコンピューティングセンターと連携して、中国全土をカバーするスーパーコンピューティングサービスネットワークを構築し、浙江省の総合的国家科学センターにおいて重要な位置を担えるよう取り組み、スマートコンピューティング産業のエコシステムを構築することで、人工知能、遺伝子工学、半導体、新材料などの関連産業企業をスマートコンピューティング産業拠点に呼び込む計画だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年9月27日

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