中国国家宇宙局重力波研究センターが26日、中山大学珠海キャンパスで設立された。中山大学が建設・運営する同センターは、中国の宇宙重力波探査重要科学技術研究の着実な実施を推進し、宇宙分野科学技術の自立自強のペースを上げ、中国の宇宙大国から宇宙強国への前進をサポートする。新華社が伝えた。
国家宇宙局の呉艶華副局長、中山大学の学長を務める同センターの羅俊センター長が除幕した。呉氏は、「同センターの設立は、重力波探査・研究の世界先端の場を構築する。これは国の戦略的な需要を方向性とするイノベーション体制の組合せ最適化推進を徹底し、国家実験室を先頭とする戦略的科学技術力の構築を加速させる重要な措置だ」と述べた。
羅氏は、「同センターの設立は新たなマイルストーンだ。より多くの人材と力を集め、中国独自の宇宙重力波探査技術の研究とイノベーションを推進し、国の宇宙事業の発展に貢献する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年9月28日