2022年北京冬季五輪・パラリンピックは、「エコなオリンピック」を理念に掲げており、都市インフラ施設を「借用」する形で今大会に利用している競技・関連施設も数多い。
2018年11月15日、北京市委員会・市政府は、北京冬季五輪国際放送センターとメインメディアセンターを国家会議センター第2期に設けることを決定した。この建物は今年6月に竣工し、すでにオリンピック放送機構(OBS)への引き渡しも完了している。
これにより、北京冬季五輪国際放送センターとメインメディアセンターは、「国家会議センター第2期」に「居候」する形となり、開催期間中は、世界の各メディアに対してサービスを提供し、開催後はもとのコンベンション施設として使用されることになる。
国家会議センター第2期主体プロジェクトの建築総面積は41万9千平方メートルで、2022年北京冬季五輪北京競技エリアにおいて、着工時期が最も遅く、規模が最も大きい新規建設プロジェクトだった。
2022年北京冬季五輪・パラリンピック開催期間中、同施設は、100以上の国・地域から3千人以上の報道記者とカメラマンを受け入れ、メディア約200社の記者や関係スタッフ1万2千人がここで業務に従事することになる。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年11月19日