江西省贛州市と広東省深セン市を結ぶ「贛深高速鉄道」が間もなく開通する。11月18日、中国鉄路南昌局集団公司南昌旅客輸送区間では、今回の新路線で業務につく予定の乗務員に対する実務トレーニングが進められており、乗務員は、旅客輸送業務に関する知識や設備施設の利用方法、動作基準、現在実施されている新型コロナウイルス感染症予防・抑制など各方面における強化トレーニングに励んでいる。中国新聞網が伝えた。
北京市と香港地区を結ぶ京港高速鉄道の江西省贛州市と広東省深セン市を結ぶ区間となる「贛深高速鉄道」は、贛州西駅から深セン北駅までの総距離436.37キロメートルで、沿線には14駅が設けられ、設計最高時速は350キロメートル。
「贛深高速鉄道」が開通すると、江西省南部に広東高速鉄道までの直通路線がなかった歴史に終止符が打たれ、贛州から深センまでの鉄道による所要時間は、現在の7時間から約2時間短縮される。開通後、江西省南部は、全国高速鉄道ネットワークにより深く組み入れられ、長江デルタ地域や珠江デルタ地域の強力な輻射機能にけん引され、沿線の経済社会に新たな発展チャンスがもたらされると期待されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年11月19日