中共中央と国務院の決定・計画を徹底するため、生産・輸送・需要の各方面が市場の供給量を増やそうと共同で力を入れたことから、11月に入ると石炭の供給レベルはさらに上昇して、発電所と港湾の石炭ストックが急速に増加し、エネルギーの安全供給が保障され、国民が暖を取り冬を温かく過ごすためのよりしっかりした基礎を固めた。
11月に入ってから、全国で統一的に調整された発電所の1日あたり石炭供給量は前年同期比30%増の810万トンに達し、最近は数日連続で900万トンを突破し、一番多い日は943万トンとなり歴史的なピークを迎えた。発電所の石炭供給が石炭消費を上回る量は1日あたり170万トン、最も多い日は293万トンに達し、石炭ストックのレベルがさらに上昇した。11月20日の発電所における石炭のストックは1億4300万トンで、10月末より3500万トン以上増加し、23日使用でき、通年の水準を上回り、今年の冬から来年の春にかけての暖房用発電に必要な石炭は力強く保障された。そのうち東北3省の発電所のストックは1527万トンで前年同期の水準を上回り、10月末より200万トン増加し、31日使用できる。11月21日に北方の主要港の石炭ストックは2500万トンを超え、月初めより500万トン増加し、そのうち秦皇島港は554万トンだった。
現在の石炭供給レベルから試算すると、11月末の全国発電所石炭ストックは1億5千万トンを突破する見込みで、例年の水準を大幅に上回り、前年同期の水準とほぼ一致し、石炭の良好な需給状況がさらに突き固められて、冬の石炭供給保障能力が著しく向上することが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月23日