広東省珠海市の高欄港烽火海洋埠頭では21日午後3時頃、海洋総合科学調査実習船「中山大学」号が静かで母港に停泊していた。まもなく初の科学調査任務を開始する。科技日報が伝えた。
全長114.3メートル、型幅19.4メートル、排水量6880トン、航続距離1万5000カイリ、定員100人、約720平方メートルの船内実験室と610平方メートルの看板作業面積を持つ中山大学号は現在、中国の排水量が最大で、総合的な科学調査性能が最も高く、革新的なデザインの見所が最も多い海洋総合科学調査実習船だ。中山大学号の順調な母港への停泊は、中国で排水量が最大で技術が最先端の海洋総合科学調査実習船が正式に使用開始され、科学調査任務を遂行し、中国の海洋科学調査の「国の代表的な製品」の新たな一員になったことを意味する。これは中山大学が着実に推進する「3大建設」の象徴的な成果の一つでもある。
中山大学科学調査船建設指揮部副総指揮の陳敬徳氏は、「中山大学号は優れた船舶の性能をもとに、先進的な科学調査・調査計器を搭載し、1万メートルの高空から1万メートルの海底に至る多学科・多要素観測とサンプリングの能力を持つ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月23日