六中全会

中国初の100万kW級洋上風力発電所が全容量で発電開始

人民網日本語版 2021年12月27日15:04

三峡集団が25日に明らかにしたところによると、中国初の100万kW級洋上風力発電所である三峡陽江沙扒洋上風力発電プロジェクトが同日、全容量で発電開始し、中国の洋上風力発電分野の新たな一里塚になった。新華社が伝えた。

三峡集団の党組書記を務める雷鳴山会長は、「同プロジェクトがフル稼働し発電開始に成功したことは、洋上風力発電の調査・設計、重要設備の製造・施工の技術イノベーションを効果的に促進し、中国の洋上風力発電所全産業チェーンの全体的な発展をけん引した。これは今後の深海・遠洋風力発電プロジェクトの集中的で大規模な開発のための貴重な経験を積み重ね、洋上風力発電の通常料金の送電に向けた良好な基礎を固めた」と述べた。

広東省陽江市沙扒鎮の南の海域に位置する同プロジェクトは、三峡集団所属の中国三峡新エネルギー(集団)股份有限公司が投資・建設。総発電設備容量は計170万kWで、計269基の洋上風力発電機及び3ヶ所の海上ブースターステーションを設置。同プロジェクトは毎年、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)に約47億kWhのクリーン電力を提供し、約200万世帯の年間電力消費量を賄い、二酸化炭素排出量を毎年約400万トン削減できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年12月27日

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