新型コロナウイルス感染拡大が続く天津市では、このほど湖北省武漢市の新型コロナ対策で大きな役割を果たした「移動式救急スマート中医薬カー」の運用が始まっている。新型コロナの救急治療にあたる指定病院に赴き、感染患者の中医薬治療をサポートする。
スマート中医薬カーは中医薬およそ400種類を搭載しており、医師から処方箋が出されると、スタッフは直ちに必要な中医薬を探し出し、操作テーブルに処方を入力すると、成分量が自動的に計算され、最速5秒で1回分の中医薬を処方することができる。患者は処方された中医薬を煎じる必要はなく、そのまま白湯で服用することができ、スピーディかつ便利となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年1月15日