
中国船舶集団広船国際が中遠海運特運向けに建造する8万トン級半潜水艇が19日、広州市南沙区で命名・引き渡された。命名来賓は同船を「新耀華」号と名付けた。同船は引き渡され・運営を開始した後、中国の海洋強国建設をサポートする新たな強力な道具になる。科技日報が伝えた。
半潜水艇とはその名の通り、「潜水」できる運搬船で、半潜水式重量物運搬船とも呼ばれる。陸上のフォークリフトのように、自身のタンク内の水の量を調整することで甲板を水中に沈め、積載貨物を指定位置から浮上させ持ち上げることにより積載を行う。この種類の船は主に分割して吊り上げられない、海洋プラットフォーム、油ガス採掘モジュール、大型風力発電設備、動力を失った艦船などの超大型設備の輸送に用いられる。
新耀華号は8万トン級半潜水艇で、中国で2番目の大きさの半潜水艇だ。全長は255メートル、型幅は57メートル、潜水喫水は30.5メートル、積載量は8万トン、航行速度は14.5ノット。貨物を積む甲板の全長は210メートル、幅は57メートルで、その面積は標準的なサッカーコート2面分近くに相当する。
新耀華号全体には108のタンク室があり、そのすべてに直接海底方向に向くバルブがある。潜水作業では、制御システムによりタンク室の海底バルブを開くと、6時間内に船が自動的に水深30.5メートル、メイン甲板以上16メートルに沈む。浮上作業の際、船の4台の大型エアコンプレッサにより対応するタンク室に空気を注入すると、その中の水が自動的に船外に排出され、船が浮上する。同船は海上試験で潜水実験を行った際、わずか3時間半で予定の水深まで潜水した。卓越した潜水・浮上の総合的な性能を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月20日
会社辞め、がん患者の母親を「治療のついでに」旅行に連れてい…
新型コロナで隔離中の市民に「物資ブラインドボックス」を配布…
高低差はなんと7階分!スリリングな氷の滑り台 黒竜江省ハル…
暗がりでのスマホ使用は目のトラブルの原因に!
伝統的な飾り蒸しパンが月300万個以上の人気商品に 山東省…
世界保健機関「オミクロン株が主な流行株に」
上海交通大がスキーロボットを開発、「テック冬季五輪」をサ…
美しく煌く星空 四川省理県鷓鴣山
故宮の古代の絵に隠れている中国のウィンタースポーツ
広西柳州駅の待合室に「図書コーナー」 乗客は別の駅で返却…