2022北京メディアセンターで今月20日に行われた「障がい者ウィンタースポーツと北京冬季パラリンピック特別記者会見」で、中国障害者聯合会体育部の勇志軍副部長が、第13回冬季パラリンピックが3月4日から13日までの10日間にわたり、北京と河北省張家口市で開催されると説明した。
勇副部長によると、今大会では、車いすカーリング、パラアイスホッケー、パラクロスカントリースキー、パラバイアスロン、パラアルペンスキー、パラスノーボードの6競技、78種目が設置されている。
2015年まで、冬季パラリンピックの6競技のうち、中国が五輪に選手を派遣していたのはパラクロスカントリースキーと車いすカーリングの2競技だけだった。中国は2002年のソルトレークシティパラリンピックに初めて選手4人を派遣した。そして、2014年のソチパラリンピックには、選手10人を派遣し、パラクロスカントリースキーと車いすカーリングの2競技、6種目に出場した。車いすカーリングでは4位入賞し、当時としては冬季パラリンピックで最高の成績を収めた。その後、2015年7月に、北京と張家口市で2022年五輪・パラリンピックが開催されることが決まり、中国の障がい者ウィンタースポーツは大きな発展の機会を得ることとなった。その後の数年の取り組みを経て、中国の障がい者ウィンタースポーツは大きな発展を遂げた。
勇副部長は、「今大会で、中国は6競技全てに参加する。選手は北京や河北省、内蒙古<内モンゴル>自治区、甘粛省にある訓練拠点4ヶ所で、出場に向けて最終調整をしている」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月21日