抗原検査が一時的医療保険の範囲に 費用の上限15元・キットの集中調達も

人民網日本語版 2022年03月23日16:56

国家医療保障局はこのほど「通知」を出し、省レベルの各医療保障当局に対して、プロセスを踏まえて新型コロナウイルス抗原検査キット及び関連する検査項目を一時的に省の基本医療保険の医療サービス項目リストに加えるよう明確に求めた。中新財経が伝えた。

天津市、雲南省、河南省、重慶市を含む複数の省・市は検査費用の上限を明確に定めた。また抗原検査キットを集中調達の対象に組み込んだ。

最近、複数の地域で医療保険当局が抗原検査の費用基準を明確にした。

たとえば天津市医療保障局はサイトを通じて「通知」を出し、新型コロナウイルス抗原検査の項目を一時的に追加し、費用の政府指導価格を1回あたり5元(1元は19.0円)とし、公的医療機関が費用を徴収する際は指導価格を上回ってはならないが、下回る分には調整の幅は自由だとした。

雲南省、河南省、重慶市なども、新型コロナウイルス抗原検査にかかる費用は1回あたり15元を上限とすることを明確にした。

また抗原検査キットも集中調達に組み込むことになった。

雲南省はこのたびの検査価格政策の実施に合わせ、関係する省・区・市などと連携して検査キットメーカーと交渉を行った。医薬品集中調達プラットフォームでは、新型コロナウイルス検査キットのネット提示価格が交渉の動きに合わせて1人分16.8元から同9.8元に低下した。

国家医療保障局のまとめたデータによると、3月18日現在、同局が承認した新型コロナウイルス抗原検査キット製品は17点に上る。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年3月23日

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