西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市西貨物駅で今月10日、現在新型コロナ感染拡大が続いている上海市と吉林省へ送る支援物資の積み込みが行われた。上海市にはヤクの肉100トンとミネラルウォーター3000トンが、吉林省にはミネラルウォーター5000トンが送られる。人民網が報じた。
チベット自治区にペアリング支援を行う上海市と吉林省は長年、同自治区に大きな無私のサポートを提供している。そのため、上海市と吉林省の新型コロナウイルス感染拡大に、同自治区の360万人が心を痛めている。
チベット自治区商務庁の蘇斌副庁長によると、第一陣の物資がラサと日喀則(シガツェ)から上海市と吉林省に発送され、5-7日以内には到着する予定。「現地のキャパシティーを考慮しながら、後続の物資も段階的に発送する。現地当局とすでに引き渡しの手配を終えており、できるだけ速やかに発送する。これら物資には、当自治区の人々の、上海市と吉林省の人々が1日も早く難関を乗り切ることを願う思いが詰まっている」という。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年4月12日