中国の2021年末時点の看護師の数が500万人以上に

人民網日本語版 2022年05月12日16:04

5月12日は111回目を迎えた「国際看護師の日」。2021年末の時点で、中国の看護師は500万人以上の規模になっており、2025年には、その数が550万人に達する見込みだ。

中国国家衛生健康委員会医政医管局の監察専門員・郭燕紅氏は11日、北京で「ここ10年、中国の看護師の数は毎年平均8%のペースで増加し、2021年末の時点で、その数は501万8000人に達した。2012年と比べると約252万人増(101%増)となっている。中国全土の医師1人に対する看護師の数を表す比率は、2012年の1:0.95から2021年に1:1.17まで上昇した。つまり、医師のほうが多いという問題は根本的に解決されたということだ。また中国全土の看護師約500万人のうち、男性の割合は3%で、2012年の1.8%に比べて上昇した」と説明した。

看護師のうち、短大・高専以上の学齢所持者は約80%で、看護師全体の素養や専門的能力が向上し続けている。2012年の時点で52万8000人にとどまっていた末端の看護師の数は2021年に115万人にまで増えた。

第14次五カ年計画(2021‐25年)期間中、看護事業の質の高い発展を促進するべく、中国国家衛生健康委員会がこのほど発表した「全国看護事業発展計画(2021—25年)」は、2025年までに、中国全土の看護師の数を550万人まで増やし、医師と看護師の比率を1:1.2にまで引き上げ、末端の看護師の分布をさらに充実させる目標を掲げている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年5月12日

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