発展改革委「人工タンパク質など新型食品の開発を探求」

人民網日本語版 2022年05月10日15:46

国家発展改革委員会サイトの10日の情報によると、同委はこのほど「第14次五カ年計画バイオエコノミー発展計画」を通達し、全ゲノムシーケンシング、システム生物学、合成生物学、人工知能(AI)などの生物育種技術を秩序よく発展させ、合成生物学の技術を発展させ、「人工タンパク質」をはじめとする新型食品の研究開発を探求する方針を打ち出した。中国新聞網が伝えた。

同計画は、穀物など重要な農産物の生産能力と質を高める方針を明確にした。科学を尊重し、厳格に監督管理を行ない、法律・法規に基づき、安全を確保することを前提として、生物の育種などの分野での産業化応用を秩序よく推進し、穀物、肉類・卵類・乳製品、油料作物などの重要な農産物の供給を保障する。全ゲノムシーケンシング、システム生物学、合成生物学、AIなどの生物育種技術を秩序よく発展させ、優良種子の栽培、生産・加工、普及応用などの能力向上に力を入れ、商用化された育種のイノベーションシステムの構築を加速するという。

同時に、病気に対する抵抗性が高く質の高いトウモロコシや大豆などの穀物を積極的に推進し、質の高い豚、鶏、乳牛などの家畜および水産物の優良品種の研究開発と科学的飼育を展開する。合成生物学技術を発展させ、人工タンパク質をはじめとする新型食品の研究開発を探求し、食品工業の世代交代・高度化を実現し、従来の養殖産業がもたらした環境・資源への圧力を軽減させるという。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年5月10日

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