工業・情報化部(省)がまとめた最新の統計によると、今年4月末現在、中国に建設された5G基地局は161万5千ヶ所に達し、中国は世界で初めてスタンドアローンモデルに基づく大規模な5Gネットワークを建設した国になった。携帯電話基地局に占める5G基地局の割合は16%になった。
2019年6月に5G営業許可証が発行されてから、中国の基礎的電気通信役務を提供する電気通信事業者(通信キャリア)は統一的な計画配置、適度な前倒しの原則を堅持し、共に建設し分かち合うことを推進し、5Gネットワーク建設をより迅速に、より効率よく進めてきた。統計によると、2021年の中国の5G基地局は142万5千ヶ所が開通し、5Gネットワークのカバー範囲はすべての地級市(省と県の中間にある行政単位)の市街地エリア、98%を超える県の行政中心地の市街地エリア、80%の郷・鎮の鎮エリアをカバーし、5Gに接続する5Gスマートフォン端末数は5億1800万台に達した。今年第1四半期(1-3月)には、新たに建設された5G基地局は13万4千ヶ所に上った。
ここ数年、中国は5Gの重要技術のイノベーションやブレークスルーで新たな進展を遂げた。中国企業が発表した5G標準規格必須特許(SEP)の保有数で世界をリードしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月28日