中国の医療衛生機関が国内全ての県・郷・村をカバー

人民網日本語版 2022年05月25日16:19

中国国家衛生健康委員会は24日に開いた記者会見で、2021年末の時点で、中国全土には、県級の医療衛生機関が2万3000軒、郷・鎮の衛生院(診療所)が3万5000軒、村の衛生室(診療所)が59万9000軒に達し、全ての県・郷・村カバーを実現したことを明らかにした。人民日報海外版が報じた。

国家衛生健康委員会農村振興弁公室の主任を努める、財務司の何錦国司長によると、2012年の中国共産党第18回全国代表大会開催以来、中国は健康・貧困者支援プロジェクトを一歩踏み込んで実施し、農村医療衛生サービスネットワークが一層健全化され、農村の人々が一層便利に自宅近くの病院を受診できるようになった。

ここ10年間にわたり中国は、一部の地域の末端では医療機関や医師が不足しているという問題を解決し、歴史的成果を挙げている。国家衛生健康委員会が公表している情報によると、中国の貧困を脱却した全ての県に現在、公立病院が少なくとも1院あり、村の衛生室6903軒に医師がいないという「空白」を埋め、病気が原因で、貧困に陥った約1000万世帯が、貧困脱却できるようサポートしてきた。

何司長は、「支援対策が個人を対象に、病人にターゲットを絞って実施されている。貧困の患者を正確に分類して支援が行われている。2020年末の時点で、健康の分野での貧困者支援プロジェクトを通して累計で2000万人以上を支援し、過去に病気が原因で困難に陥った多くの世帯が生活基盤を得ている」と説明した。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年5月25日

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