中国12省・区で16日から今年一番の暑さに 最高気温40度以上の地域も

人民網日本語版 2022年06月16日15:53

中国中央気象台は今月15日午後6時に高温黄色警報を発令した。16日の日中、華北エリア南部や黄淮エリア、西北エリア東部、新疆維吾爾(ウイグル)自治区南部の盆地といった地域で、気温が35度以上に上昇する猛暑日となると予測されている。うち、河北省南部や河南省の大部分、山東省西部、安徽省北部、湖北省北西部、内蒙古(内モンゴル)自治区西部、寧夏回族自治区北中部、新疆ウイグル自治区南部の盆地の最高気温は37度から40度に達する予想で、局地的に40度以上になる可能性もある。中国天気網が報じた。

中央気象台は、16日から22日までの1週間、中国北方エリアの多くの地域で気温が高止まりし、17日と18日にピークを迎えると予想している。河北省、河南省、山東省、湖北省、江蘇省、安徽省、内モンゴル自治区、陝西省、山西省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、甘粛省の12省・区の一部の地域の最高気温も35度から38度に達する予想で、局地的に約40度前後になる可能性もある。

中国天気網の気象分析師・閔裕秋氏は、「今回は広範囲で、猛烈な暑さが、長く続くという特徴がある。長江中・下流より北のほとんどの地域で熱暑が8日以上続く予想。また、河南省周辺の最高気温は40度以上になる予想で、内モンゴル自治区や山西省、河南省、山東省の一部の地域では、この時期としてはまれに見る暑さとなりそうだ」と説明する。

厳しい暑さとなるため、外出する際は、紫外線対策をしっかりと講じるほか、こまめな水分補給を心がけよう。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年6月16日

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