米国が中国に対する追加関税を見直していることについて、中国商務部(省)の束珏婷報道官は23日、「対中追加関税は早く撤廃すれば早く利益を得られる、中米は向き合って進むべきだ」とコメントした。中国新聞社が伝えた。
バイデン米大統領はこのほど、「一連の中国商品に対する追加関税を撤廃するかどうか決定をする」と述べた。
束氏は、「中国は常に、あらゆる対中追加関税を撤廃することは、中国にメリットがあり、米国にメリットがあり、世界にメリットがあると考えている。現在の高インフレ情勢の中で、対中追加関税を早く撤廃すれば、消費者と企業が早く利益を得られる。中米双方は向き合って進み、共に努力し、経済貿易協力のためのムードと条件を作り出し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持し、両国の人々と世界の人々に幸せをもたらすべきだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月24日