最近、ECプラットフォーム用に中高年の服装をしてポスターに収まる「90後」(1990年代生まれ)のモデルたちが登場し、インターネットで人気を集めている。こうした「お母さんスタイル」、「おばあちゃんスタイル」のPRポスターに写っているのが若いお嬢さんたちだと気づくと、みんなびっくりする。
1992年生まれの梁暁晴さんは早くもECがスタートしたばかりの頃に中高年アパレル市場に足を踏み入れた。最初にモデルの仕事をした時のギャラは10元(約200円)で、多いときは1日に商品400着を着て撮影したこともある。そのうちの1着が人気商品になり、彼女も「セールスの女王」になるという幸運に恵まれた。「その黒い花柄の襟付きママファッションのワンピースは、あっという間に9万着以上も売れた」という。
中高年の服装をした若いモデルの登場という現象の背後には、主に3つの原因がある。
まず、高齢のモデルはモデルの仕事のきつさに耐えられない。ECの人物写真のフォトグラファーの張強さんによると、夏に冬の服装をし、冬にノースリーブを着て、何時間もずっと立ったままだ。こうした仕事のきつさに大半の高齢者は耐えられない。これが高齢のモデルがアパレル市場から徐々に消えていく重要な原因だという。
次に、若いモデルはスタイルがよく、服を立体的に着こなすことができる。それに比べて、一部の高齢のモデルは身長が低く、手足も短く、冬にオーバーを着ると袖が長すぎて手が隠れ、服の魅力を引き出せない。
最後に、高齢者向けの服を若々しく着こなすことで、新たな購買層の開拓につながる。張さんは、「どんな年代の人も、若々しい服を着るのが好きだ。若いお嬢さんたちが服を素敵に着こなし、若々しく写真に収まれば、購買者の年代もさらに広がる。自分なども30歳になったが、普段、服を買うときは20代の若者がどんな人気ブランドを着ているかを参考にする」と話した。
データ研究機関のクエストモバイルが発表した「シルバー経済インサイト報告2021」によれば、アリババプラットフォームの同年のアクティブユーザー10億人近くのうち、高齢の「シルバー族」も消費規模の増加率が非常に高い層の1つだった。21年10月に淘宝(タオバオ)で商品を注文した「シルバー族」は1億4千万人を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年7月5日
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