中国の高速鉄道、減速なしで海上の橋通過を実現

人民網日本語版 2022年08月05日13:24

中国の高速鉄道初のスラブ軌道海上斜張橋である福厦(福州・厦門)鉄道安海湾特大橋のスラブ軌道の施工が4日午前に完了した。中国鉄建大橋局の建設者は、高速鉄道海上斜張橋のスラブ軌道の施工の難題を成功裏に解決し、高速鉄道スラブ軌道施工の重要なブレイクスルーを実現した。

安海湾特大橋は福厦鉄道全線の鍵を握るプロジェクトの一つで、全長は9.46キロメートルで、うち海上区間は1.56キロメートル。橋本体は主塔2本と二重ケーブルで支える鉄鋼・コンクリート複合構造を持つ半浮体斜張橋だ。最大支間長は300メートル、主塔の高さは126.9メートルで、安海湾2000トン級主航路を跨ぐ。中国の高速鉄道の建設で初めて海上斜張橋にスラブ軌道を敷設した。時速350キロメートルの高速列車が海上橋を通過する際は減速せず、長さ650メートルの橋本体を7秒以内で通過する。。

福厦高速鉄道は中国初の海上高速鉄道で、設計速度は時速350キロメートル、総延長は277.42キロメートル。開通後、福州・厦門間の移動時間が1時間内に短縮され、福建省沿海部の「1時間経済圏」の構築に向けて力強い原動力を提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年8月5日

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