昨年以来、大陸部の税関は台湾地区より輸入された柑橘類の中から検疫有害動植物であるコナカイガラムシをたびたび検出した上、フェンチオンとジメトエートは残留農薬の基準値を超えていた。また今年6月には、大陸部が台湾地区より輸入する冷凍タチウオと冷凍アジのパッケージが新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性になった。リスク防止のため、大陸部の関連法律・法規と基準に基づいて、2022年8月3日から、台湾地区より大陸部への柑橘類、冷凍タチウオ、冷凍アジの輸入が停止されることを決定した。
各地の税関は22年8月3日から、台湾地区の柑橘類、冷凍タチウオ、冷凍アジの輸入申告を受理しないとともに、上述した状況を管轄エリア内の関連企業に速やかに通知するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年8月3日