2年間の研究開発を経て、中国の新型人工気候干渉リモートセンシング作業ドローンシステムがこのほど、陝西省蒲城空港から順調に離陸し、すべての機内リモートセンシング・作業機器・設備の機能・性能試験を完了した後、安全に着陸した。これは中国初の中高度・大積載量・長航続時間人工気候干渉リモートセンシング作業ドローンシステムの初飛行試験任務の順調に成功したことを示している。中国航天報が伝えた。
同ドローンは大積載量、長航続時間、低ランニング・メンテナンスコスト、高安全性、スピーディな配置・展開といった特徴がある。
その探査システムは中国新世代の衛星雲雨、エアロゾル、測風レーダーを基礎に、レーザーとミリ波によるダブルアクティブ複合探査、アクティブ・パッシブ同時探査、リモートセンシングオペランド計測などの機能を実現した。航路下方の雲・雨・エアロゾル・風などの大気要素の多元的・立体的な定量リモートセンシングを実現できる。システム全体にリアルタイムかつ精密な探査、スマートな分析・研究・判断、正確な触媒作業、科学的効果の評価などの能力が備わっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月15日