世界知的所有権機関(WIPO)が21日に発表した最新版の「世界知的財産指標(WIPI)」報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミックによる景気低迷の影響を受けながらも、2021年の世界の特許、商標、意匠の登録出願件数が引き続き記録を更新した。これは中国、韓国、インドなどのアジア諸国からの増加によるものだ。新華社が伝えた。
同報告書によると、21年の世界の特許登録出願件数は前年比3.6%増の340万件だった。アジア各主管当局が受理した出願件数が世界全体の67.6%を占めた。うち中国、韓国、インドからの出願件数はそれぞれ5.5%増、2.5%増、5.5%増だった。
同報告書がまとめた約150ヶ国・地域のデータのうち、中国国家知的財産権局が21年受理した特許登録出願件数は159万件で、世界一だった。2位以下は、米国、日本、韓国、欧州の関係機関が続いた。
また商標及び意匠の出願件数でも中国が世界一。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月24日