雄安新区と北京大興国際空港を結ぶ高速鉄道線(R1線)は、雄安新区スタートアップ区を南端として、河北省廊坊市を経由して北京大興国際空港に至る、全長86.26キロの路線となっている。R1線が開通すると、雄安新区から北京大興国際空港までの所要時間は30分となるほか、北京麗沢商務区への1時間アクセスが実現する。
12月14日、地下にあるR1線第一セクション工事指揮部第四支部シールド工事現場では、工事を着実に進めるため、作業員が忙しく立ち働き、熱気に満ち溢れていた。同工事の掘削に使用されたシールドマシンは、直径9.1メートル・重量1千トンを上回るが、その操作はエンジニア1名だけで行うことを可能にしている。
R1号線は、雄安新区で計画されている鉄道高速ネットワークの基幹路線であり、北京の非首都機能の分散を担う重要な輸送路線でもある。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年12月16日