元旦3連休の中国は北方エリアに寒波、西南エリアには雨や雪

人民網日本語版 2022年12月30日16:48

元旦に合わせて12月31日から来年1月2日まで3連休となる中国。気になるのは各地の天気ではないだろうか?中国天気網が発表した3連休中の「天気マップ」を見て、天気や安全な外出の参考にしよう。

北方エリアの多くは厳しい冷え込み、西南エリアは雨や雪に

中国天気網の気象分析師の王偉躍氏によると、3連休中、中国には寒気が流入し、東北エリアや華北エリアなどでは気温が4度から6度ほど下がり、一部の地域では8度以上下がると予想されている。寒さが厳しくなるため、しっかりとした防寒対策が必要だ。また西南エリアの大部分の地域から、長江中・下流一帯にかけては、曇りや雨、雪といった天気が多くなりそうだ。

3連休中、東北エリアの大部分や内蒙古(内モンゴル)自治区、西北エリアの大部分の最高気温は氷点下となり、凍てつくような寒さとなりそうだ。その他、西蔵(チベット)自治区東部や川西高原、青海省東部といった地域では、雪が散らつく天気となる可能性があり、路面が凍って滑りやすくなるため、外出の際は注意が必要だ。

南方エリアをみてみると、雲南省と貴州省のほとんどの地域と四川盆地などでは3連休中、雨が多くなりそうだ。長江下流沿線や江淮エリアといった地域では、連休前半は主に晴れや曇りとなり、後半にかけて雨が多くなりそうだ。華南エリア南部などは晴れて、最高気温が20度以上まで上がり、暖かくで過ごしやすくなると予想されているため、外出にはベストな天気となりそうだ。

広州や厦門などは晴れ

3連休を旅先で過ごす計画を立てている人も少なくないのではないだろうか?3連休の人気旅行先は、上海、北京、成都、杭州、深セン、広州、南京、重慶、厦門(アモイ)、三亜となっている。

3連休中の天気を見ると、三亜は曇りがちになるものの、最高気温は25度ぐらいと、外で遊ぶには快適な気候となりそうだ。広州や深セン、厦門の最高気温は20度から22度ほどで、日中と夜の気温差が激しくなるため、服装を適時調整して対応しよう。上海と南京は1月2日に雨が降り、重慶と成都は曇り、またはにわか雨が多くなりそうであるため、外出する際は傘などを忘れないようにしよう。

中国天気網は、「外出を予定している場合は、天気予報をこまめにチェックし、服装を適時調整できるように」と呼びかけている。また、近場を旅行するにしても、遠方に出かけるにしても、常にマスクを着用し、手洗いを励行し、人混みを避けるようにするなど、個人レベルで新型コロナウイルス対策をしっかり講じて、マナーを守りながら、安全な行楽を楽しむようにしよう。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年12月30日

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