中国航空工業集団が独自に開発した大型消火・水難救助水陸両用機「鯤竜」AG600Mの4機目が25日、広東省珠海市で初飛行に成功した。これは全状態新構造消火機のうち最後に初飛行を行ったAG600Mで、その初飛行はAG600Mが全面的に耐空証明取得のテスト飛行段階に入ったことを示している。
全状態新構造消火機は計4機製造され、今回の飛行試験のAG600Mは4機目となる。同消火機の1機目は2022年5月31日に陸上の初飛行を、同年8月29日に水上の初飛行を実現した。2機目は同年9月10日に初飛行を行った。3機目は同年12月9日に初飛行を行った。4機のAG600Mは現在、複数の地域で飛行テスト任務を行っている最中だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月27日