中国独自の全状態新構造空中消火機が水上初飛行に成功

人民網日本語版 2022年08月30日10:21

中国が独自に開発した「鯤竜」全状態新構造空中消火機(AG600M)が29日、湖北省の荊門漳河空港での水上初飛行に成功した。中央テレビニュースが伝えた。

初飛行チームは29日午前8時52分頃、新しい消防塗装を施したAG600Mを操縦し、荊門漳河空港から滑走で水に入り、すぐに水面から空に舞い上がった。空中を安定的に18分飛行し、一連の予定されていた試験飛行科目を行った後、午前9時10分に無事に漳河ダムに着陸した。同機のコンディションは良好で、操縦システムは正常に動作し、各システムが安定的に稼働した。

AG600Mは今年5月31日に陸上の初飛行に成功した。今後はさらに注水・放水、汲水・放水などの科学研究試験飛行を行う。同プロジェクトは2023年に消火任務遂行能力を備え、24年に消火型耐空証明を、25年に救援型耐空証明を取得し、第14次五カ年計画期間中(2021−25年)に顧客への小ロットでの引き渡しを実現する予定だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年8月30日

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