航天科技集団、「ライドシェアロケット」打ち上げチャンスを発表

人民網日本語版 2023年04月11日14:37

中国は2021年4月27日に太原衛星発射センターでキャリアロケット「長征6号」を使い、「斉魯1号」「斉魯4号」「仏山1号」というメイン衛星3基を予定の軌道に投入した。今回のミッションではさらに、「中安国通1号」「天啓星座09星」「起源太空NEO-1」「泰景2号01星」「金紫荊1号」「霊鵲1号D02」の衛星6基が打ち上げられた。これは長征シリーズ初の「ライドシェアロケット」打ち上げミッションだった。新華社

中国は2021年4月27日に太原衛星発射センターでキャリアロケット「長征6号」を使い、「斉魯1号」「斉魯4号」「仏山1号」というメイン衛星3基を予定の軌道に投入した。今回のミッションではさらに、「中安国通1号」「天啓星座09星」「起源太空NEO-1」「泰景2号01星」「金紫荊1号」「霊鵲1号D02」の衛星6基が打ち上げられた。これは長征シリーズ初の「ライドシェアロケット」打ち上げミッションだった。新華社

中国航天科技集団有限公司による2023-24年度キャリアロケット搭載及び「ライドシェアロケット」打ち上げチャンスがこのほど、全面的に発表された。関連打ち上げサービスは航天科技集団所属の長城公司が請け負う。

2023-24年度キャリアロケット搭載及び「ライドシェアロケット」打ち上げチャンスには計9回のミッションが含まれる。打ち上げチャンスは2023年8月から24年の第3-4四半期で、打ち上げタイプには搭載と「ライドシェアロケット」の2種類が含まれる。

長城公司は2021年以降にキャリアロケット「長征6号」「長征8号」「長征2号D」を使い、3回の「ライドシェアロケット」打ち上げミッションに成功している。中国の国内商業衛星打ち上げに低コストで高信頼性のソリューションを提供するよう努力し、市場で急増する宇宙進出の需要を満たしている。

いわゆる「ライドシェアロケット」とは、1機のキャリアロケットが「ライドシェア(相乗り)」の形により複数の衛星に打ち上げサービスを提供することを指す。ロケットはメイン衛星のミッションを遂行する以外に、余った輸送能力をその他の打ち上げの需要を持つ小型衛星に提供する。これには、打ち上げコストが低く、ミッションの適応性が高いといった特徴がある。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年4月11日

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