中国は15日、西昌衛星発射センターでキャリアロケット「長征2号丁」を使い、衛星「リモートセンシング36号」を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に乗り、打ち上げ任務が無事成功した。長征シリーズの打ち上げは今年の50回目で、年間で初めて50の大台に乗った。新華社が伝えた。
長征2号丁は中国航天科技集団有限公司第八研究院が開発を担当した常温液体燃料2段キャリアロケットで、「信頼性が高く、経済的で、適応性が高い」といった特徴を持ち、複数形式の打ち上げ需要を満たせる。その太陽同期軌道への運搬能力は1.3トンにのぼる(軌道の高度は700キロメートル)。1992年8月9日の初の打ち上げ成功以降、長征2号丁は30年の歩みの中で着実に取り組んでおり、72回の完全な成功を収めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月16日