「この巨大な恐竜の化石の体長は15メートルを超える。これは江西省にとって初めての発見で、世界でも珍しい発見だ」。江西省地質調査勘査院基礎地質調査所が27日に明らかにしたところによると、科学研究者が贛州市贛県区で巨大恐竜の化石を緊急発掘調査し、その整理・修復作業が2年近くかかり、このほど完了した。科技日報が伝えた。
江西省地質博物館の楊玲副館長は、「この恐竜の骨格の化石は保存状態が良く、連なった6個の脛骨、5個の完全な仙椎、前側の18個の完全な尾椎、少なくとも29個の椎骨が見つかった。これは巨大草食竜脚下目恐竜で、白亜紀竜脚下目恐竜としては珍しいほど保存状態が良い」との見方を示す。
江西省地質調査勘査院のチーフエンジニアの楼法生氏は取材に、「既存の材料から推測すると、復元後の恐竜の体長は15メートルを超え、竜脚下目恐竜の中では中ぐらいの大きさだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月28日