(写真提供・陝西省漢中トキ国家級自然保護区)
陝西省漢中トキ国家級自然保護区管理局は27日の取材に対して、今年のトキの繁殖期は終盤を迎えており、同保護区の人工救護繁殖センターではこれまでに、55羽のヒナが誕生したことを明らかにした。人工孵化したヒナが19羽、自然繁殖したヒナが36羽で、昨年の48羽と比べて14.6%増となっている。中国新聞網が報じた。
ほとんどのトキのヒナがすでに巣立った陝西省漢中トキ国家級自然保護区(写真提供・陝西省漢中トキ国家級自然保護区)。
現時点で、ほとんどのヒナが巣立ち、飼育員がヒナの観察を強化して、その活動や採餌状況を全面的にチェックし、すくすく成長できるよう最大限取り計らっている。体が弱く、採餌能力の低いヒナには給餌し、世話や追跡観察を強化しているほか、関連の経験を総括して、今後の保護のために理論的下支えが提供できるようにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月28日