南開大学はこのほど、今年の合格通知書を発表した。今年も素敵な仕上がりになっており、合格通知書にはこれまで何度も話題になってきたハスの種のほか、「日」、「月」、「山」、「海」をテーマにしたピンバッジのどれかが入っている小袋も入っている。中国青年報が報じた。
大学はピンバッジを受け取った新入生が、「昇る日のように、久しい月のように、安定した山のように、勢いのある海のように」なってほしいという思いをそこに込めている。ハート形のピンバッジ4種類を一つに合わせると、同大学の校章の形になる。大学は、「様々な地域からやって来た学生が当校に集まるという意味のほか、全ての新入生が意気投合できる仲間を見つけ、共に進歩してほしいという思いが込められている」と説明する。
南開大学は4年連続で、新入生にハスの種2粒が入った小袋をプレゼントしている。今年のハスの種は、同大学の卒業生である周恩来総理の生まれ故郷・江蘇省淮安のハスの種で、新入生が初心を忘れないために1粒を生まれ故郷に残し、成長を見守ってもらうためにもう1粒を大学に持ってきてほしいとしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月7日