上海交通大学の2023年合格通知書がこのほど公開された。合格通知書ボックスの表面には、同校の校門「紫気東来門」が描かれており、門に掲げられている大学名の扁額がこのボックスの留め金の役割を果たすデザインとなっているだけでなく、取り外すと特製の校章バッジとして身に着けることもできる。蓋を開けると、中には2023年度学部新入生に宛てた書簡、大学の歴史が刻まれた特製定規、創立127周年記念特製しおり、交通大学月間カレンダーなどが入っているほか、一滴の「水」も入っている。この水滴の形をしたカードスタンドは月間カレンダーとセットで使用することができ、校訓にある「水を飲む時はその源を思え」からインスピレーションを得てデザインされた。これは大学の新入生に対する期待と関心の気持ちが込められているだけでなく、学生が校訓と初心を忘れることのないようにという戒めの意味も込めているということだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年7月7日