「アジアの歌姫」テレサ・テンの生涯
1953年1月29日、台湾の雲林県で生まれる。
1967年、台北の金陵女子中学を休学し、レコード会社「宇宙唱片」より歌手デビュー。同年9月にファーストレコードをリリースした。
1973年、当時の「日本ポリドール」(現ユニバーサルミュージック)と契約し、日本での活動を開始。香港の「香港オペラ院」や「漢宮」、「珠城」などでコンサートを開催したほか、ベトナムでもコンサートを実施した。
1980年、台湾でもっとも優秀な女性歌手に送られる「金鐘賞」を受賞。米国ニューヨークのリンカーン・センターやロサンゼルスの ミュージックセンターでもコンサートを開催した。
1982年、香港でリサイタル「テレサ・テンコンサート」を開催。リリースしたレコード2枚がいずれも販売枚数5万枚以上の大ヒットとなった。
1983年、米ラスベガスの「シーザース・パレス」でコンサートを開催。同会場でコンサートを開いた初の中華系女性歌手となる。台湾各界の優れた若者を表彰する「10大傑出女青年」に選ばれる。
1995年5月8日、静養のため訪れていたタイ・チェンマイのメイピンホテルで気管支喘息による発作のため死去。42歳という若さだった。同年、5月28日、遺骨は台北県金山郷の金宝山に埋葬。小さな公園のように整備され、本名の一字を取って「◆園」と呼ばれている。(編集KN)
*◆はたけかんむりに均
「人民網日本語版」2013年1月29日