SNH48の新MV「桜の木になろう」 青春との決別描く
中国の人気女優・趙薇(ヴィッキー・チャオ)の初監督作「致我們終将逝去的青春」(So Young)が4月26日の公開以来大ヒットを飛ばし、興収7億元(約113億4000万円)突破が目前に迫るなど、中国ではこの夏、青春懐古ブームが巻き起こっている。そんな中、AKB48の姉妹グループSNH48が、6月の卒業シーズンに合わせ、青春に別れを告げる最新MV「化作桜花樹」(桜の木になろう)を発表した。「新華網」が伝えた。
結成してまだ半年の非常に若いグループであるSNH48は積極的に青春時代の美少女のイメージを打ち出し、急速に多くのファンを獲得した。これ以前に発表したMV「激流之戦」や「無尽旋転」は瞬く間に権威ある音楽チャートのランキングで1位を獲得。「致我們終将逝去的青春」の主題歌である第3弾のMV「化作桜花樹」はAKB48の「桜の木になろう」をアレンジしたもの。AKB48のオリジナル曲は、2011年の発売後、日本や全世界のファンから大反響を呼び、初週の売り上げが94万2000枚にも達した大ヒットシングル。同級生の友情と厳しい現実について書かれた歌詞は、青春や友情といった心の柔らかい部分に触れた。
SNH48の「化作桜花樹」のMVは、働き始めたばかりの女性3人の仕事や生活における苦悩を通して中国の卒業生たちの姿を描いている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年6月7日