2013年8月11日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:09:16 Aug 11 2013

日本で批判される宮崎駿監督 反戦主義者が売国奴に!? (2)

 スタジオジブリは7月26日に韓国メディア向けの記者会見を行った。会見では、宮崎監督が新作「風立ちぬ」のプロモーションを行ったほか、「戦争を美化している」とする韓国メディアの批判に回答した。宮崎監督は、「東アジアはすべて仲が良くなければならないと思う、中国や韓国、日本は互いに戦ってはならないと思う」という考えを示し、慰安婦の存在については、「第2次世界大戦当時の日本政府は日本人をあまり大事にしていなかった。当然他国の国民も大事にできなかった」と語った。また、「日本は早くに慰安婦の問題を解決するべきだった。日本は韓国と中国に謝罪するべきだ」として、「慰安婦問題は、それぞれの民族の誇りの問題なので、日本はきちんと謝罪してちゃんと賠償すべきだ」という考えを明らかにした。

 ■激しく批判する日本人 VS 絶賛する韓国人

 「読売新聞」の報道によると、記者会見の翌日、宮崎駿監督が取締役を務めるスタジオジブリの公式サイトに2000を超えるコメントが投稿された。このほとんどが宮崎駿監督の言論を批判する攻撃的なものだった。日本のメディアによると、宮崎駿監督の言論は「大きな災いをもたらす」もので、スタジオジブリがこの言論に加担したことは「非常に愚かなことだ」と批判した。

 一方、韓国メディアは「宮崎駿監督は敬服に値する発言を行った」という考えを示し、同アニメ映画を鑑賞した映画評論家やメディアはこぞって映画を絶賛した。韓国紙「朝鮮日報」は『風立ちぬ』には「宮崎駿監督本人と同様、見る者の心に静けさをもたらす力がある」と評論し、宮崎監督が慰安婦について発言したことを「日本の巨匠の信念を貫いた声明」と形容した。韓国のウェブサイト「mk新聞」も、「宮崎駿監督の大きな愛や世界平和を追求する考え方は敬服に値する」と賞賛した。

[1] [2] [3] [4]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古